
用語解説
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1 クラック
2 遮熱塗料
3 チョーキング現象
4 色褪せ
5 コーキング
6 下地処理
1 クラック

クラックとは、外壁などに発生する亀裂やひび割れのことを指します。特に、窓を開け閉めをする窓枠まわりや目地の部分など建物が揺れたときに力が加わりやすい箇所は、クラックが発生しやすいので要注意です。
下地までダメージを受けていない軽度なクラックであれば、すぐに外壁材や住宅内部へ影響することはほとんどありませんが、クラックが深い場合には注意が必要です。
ひび割れから雨水が浸入し、外壁材の腐食や雨漏りにつながってしまう恐れがあります。さらに、雨水が外壁内部の構造体にも浸透してしまうことで、建物の耐久性の低下やシロアリなどが発生してしまう可能性もあります。
また、建物内部に雨水が浸入することによってカビが発生しやすい環境になり、人体に悪影響を及ぼす恐れもあります。
そのため、クラックの程度によって緊急性は変わりますが、クラックを軽視せずに適切な対応をおこなうことが大切です。
2 遮熱塗料

遮熱塗料を塗布することで、屋根や外壁の表面温度を大幅に低下させることが可能です。
具体的には、一般的な夏の気温30℃の日において、遮熱塗料を使用することで表面温度を約10℃低下させることができる場合があります。
これにより、建物内部の温度上昇を抑えられ、結果として冷房に必要なエネルギーを削減することが可能です。
例えば、従来の塗料であれば、冷房にかかる年間の電気代が約15万円かかるとしましょう。
遮熱塗料を使用することで、冷房の負担が軽減され、年間の電気代を約10%削減できれば、1万5千円のコスト削減につながります。
このような小さな積み重ねが、10年後には15万円のコスト削減となり、遮熱塗料の導入コストを十分にカバーすることができるでしょう。
3 チョーキング現象

外壁の表面を触って手に白い粉が付くチョーキング現象。
最もわかりやすい劣化サインの一つです。
外壁を守る塗料の効果を耐候性と呼びますが、この耐候性は10年を目安に急速に失われていきます。
酸性雨や紫外線などに長期間さらされたことで表層樹脂が劣化し、塗膜の撥水力が低下しているので、塗り替え時期の目安とされています。
4 色褪せ

紫外線や酸性雨等の外的要因が原因で、建物は塗装してから年数が経つと当時に比べ色褪せていきます。
外壁塗装は建物の見栄えを綺麗にするだけでなく、建物を守る役割があります。
色褪せは防水性が低下しているサインです。
こちらも耐候性が失われている状態なので早めの塗替えが必要です。
5 コーキング

外壁塗装を行う際は、外壁の隙間を埋めるために充填する素材・または充填する工事自体のことをコーキング(シーリング)と呼んでいます。
コーキングとシーリングは言葉が異なりますが、具体的な違いはなく 同じ意味 を持つ言葉として用いられています。
外壁のひび割れた隙間を埋めたり外壁に使用する材質同士の隙間を埋める素材・工事のことを指している言葉です。
コーキングは建物の目地からの雨水の浸入を防いでくれたり、地震で動いてしまった時も、負荷を受け止めてくれます。
さらにコーキングは建物の目地からの雨水の浸入を防いでくれたりと、建物にとって無くてはならない存在です。
写真のように本来弾力性を持つシーリング材が経年劣化により硬化・収縮し、本来のシーリング効果が失われている状態になると、サイディングボードのひび割れや雨水の浸入を引き起こしてしまいます。
そうならないうちに劣化のサインが出始めたら専門家に相談することをお勧めします。
6 下地処理

下地処理とは、外壁・屋根などの塗装前に汚れや傷を補修し、塗料の密着性や耐久性を高めるための準備作業です。
正しい下地処理は、塗装の仕上がりと耐久性を左右します。
もし下地処理が不十分なまま塗装を行ってしまうと、仕上がりの見た目や耐久性に悪影響が出るだけでなく、将来的なトラブルの原因にもなります。
