外壁塗装と一緒に見直したい!雨樋・破風板・付帯部の塗装ポイント
- 大輔 中村

- 9月18日
- 読了時間: 3分
外壁塗装を検討されている方の多くが「外壁をきれいにすること」ばかりに意識を向けがちです。
もちろん外壁の塗り替えは家の美観や防水性を取り戻すためにとても大切ですが、実はそれだけでは十分とはいえません。お住まいの「付帯部」と呼ばれる部分も一緒に塗装しておくことで、見た目も耐久性も大きく変わってくるのです。
今回は、外壁塗装と同時に見直したい 雨樋・破風板・軒天などの付帯部の塗装ポイント について詳しく解説します。

そもそも「付帯部」とは?
外壁や屋根以外の細かな部分をまとめて「付帯部」と呼びます。例えば以下のような箇所が代表的です。
雨樋(あまどい) … 屋根からの雨水を地面に流す役割
破風板(はふいた) … 屋根の端に取り付けられた板で、雨風を防ぐ部分
軒天(のきてん) … 屋根の裏側の天井部分。通気や防火の役割もある
鼻隠し・水切り・笠木・シャッターボックス・窓枠 など
これらは建物の細部にあたるため、外壁や屋根ほど目立ちません。ですが実際には、家の寿命を守る重要なパーツなのです。
外壁と一緒に付帯部も塗装するメリット
1. 見た目の統一感が出る
外壁だけを塗り替えると、雨樋や破風板の色あせが余計に目立ってしまうことがあります。新築のように全体をきれいに見せるためには、付帯部も含めて塗装するのがポイントです。
2. 足場代を節約できる
外壁塗装や屋根塗装では足場を組む必要があります。付帯部の塗装を別の機会にすると、再び足場代がかかってしまい二重コストに。まとめて工事することで大幅な節約が可能です。
3. 劣化を防ぎ、建物を長持ちさせる
破風板や雨樋は雨風にさらされやすく、外壁より早く劣化する場合もあります。塗装でしっかり保護することで、建物全体の耐久性を高めることができます。
劣化サインを見逃さない!付帯部チェックポイント
雨樋
色あせやチョーキング(白い粉が付く現象)
ひび割れ、破損
雨水がうまく流れず水漏れしている
→ 雨樋が詰まったり壊れたりすると、外壁に直接雨水が当たり、劣化を早めます。
破風板
塗膜の剥がれ
腐食や黒ずみ
隙間から雨水が侵入
→ 放置すると屋根内部まで水が回り、修繕費用が高額になるケースもあります。
軒天
シミやカビの発生
塗装の剥がれ
割れやたわみ
→ 湿気がこもる部分なので、通気や防火性能を維持するためにもメンテナンスが必須です。
付帯部におすすめの塗料・色選び
付帯部は外壁や屋根を引き立てる「アクセントカラー」としても重要です。
雨樋 → 黒やダークブラウンが定番。外壁と同系色でまとめると上品に。
破風板 → 外壁より濃い色にすると引き締まった印象に。
軒天 → 白系が一般的で、明るさと清潔感を演出。
窓枠・シャッターボックス → 外壁と合わせて同系色にするか、あえて差し色にするのもおしゃれ。
中村塗装では、カラーシミュレーションを使って外壁と付帯部の色の組み合わせをご提案できますので、仕上がりのイメージが分かりやすいと好評です。
まとめ:外壁塗装は「付帯部」とセットで考えるのが正解!
外壁塗装を検討される際は、ぜひ付帯部の塗装も同時に見直すことをおすすめします。
美観の統一
コストの節約
建物全体の耐久性アップ
この3つのメリットを得られるのは「まとめて工事」だからこそ。
北九州市で外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ付帯部の状態も一度チェックしてみてください。中村塗装では 外壁・屋根・付帯部をトータルでサポート し、長く安心できる住まいづくりをお手伝いします。




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