遮熱塗料って本当に効果あるの?メリット・デメリットをプロが解説します【北九州の外壁塗装は中村塗装】
- 大輔 中村

- 6月19日
- 読了時間: 3分
こんにちは!北九州全域で外壁塗装・屋根塗装を手がけている【中村塗装】です。
ここ最近、お客様からのお問い合わせで増えてきているのが「遮熱塗料ってどうなんですか?」「本当に涼しくなるの?」といったご質問です。
実際、地球温暖化や電気代の高騰を背景に「省エネ」や「快適な住環境づくり」のニーズが高まるなか、遮熱塗料は注目の存在となっています。
今回は、そんな「遮熱塗料」のメリットとデメリットについて、塗装のプロの目線から分かりやすくご紹介します。

遮熱塗料とは?
遮熱塗料とは、太陽光に含まれる赤外線を反射することで、屋根や外壁の表面温度の上昇を抑える塗料のことです。
とくに夏場、屋根や外壁が太陽にさらされると、その熱が室内にまで伝わってきますよね。遮熱塗料は、この熱の「入り口」をブロックする働きをしてくれます。
遮熱塗料のメリット
① 室内温度の上昇を抑えられる
最大のメリットは、やはり夏の暑さを軽減できるという点です。
屋根や外壁の表面温度は、夏場には60~70℃にもなることがあります。遮熱塗料を塗布することで、表面温度を10~15℃下げる効果が見込めます。
これにより、室内温度も2~3℃ほど下がることがあり、冷房の効きが良くなるという声も多いです。
② 光熱費の削減が期待できる
室温の上昇が抑えられるため、エアコンの使用頻度や稼働時間を減らすことができ、省エネに繋がります。
電気代が年々上がっている今、長期的に見れば遮熱塗料への投資が家計の助けになる可能性も十分にあります。
③ 外壁や屋根の劣化を防げる
遮熱効果によって、外壁や屋根にかかる熱ダメージが軽減されるため、塗膜の耐久性がアップしやすくなります。
紫外線や熱による塗装の劣化を防げることは、建物全体の寿命を延ばすことにもつながります。
④ エコ・環境配慮に貢献
エネルギー消費を減らせるという点で、遮熱塗料は環境にも優しい選択肢です。
「少しでもCO₂削減に貢献したい」「子どもたちの未来のためにできることを」と考える方には、ぴったりの塗料です。

遮熱塗料のデメリット
一方で、遮熱塗料には以下のような注意点・デメリットもあります。
① 冬の保温効果はない
遮熱塗料は「熱を反射する」ため、冬場には室内の熱も逃がしやすくなってしまう可能性があります。
寒冷地ではこれが大きなデメリットになりますが、北九州のように比較的温暖な地域では、さほど問題にはならないかもしれません。
② 効果は塗装箇所に依存する
遮熱効果が特に高いのは屋根です。外壁に塗る場合でも効果はありますが、屋根ほどの温度変化は感じにくいケースも。
つまり、家の立地や構造によって「効果の体感差」があるという点は知っておくべきです。
③ 費用がやや高め
一般的な塗料に比べて、遮熱塗料は1~2割ほど価格が高くなる傾向があります。
ただし、長期的に見れば「光熱費の削減」や「外壁の劣化防止」によって回収できるコストとも言えるでしょう。
④ 色やデザインの制限があることも
遮熱塗料は「明るい色ほど遮熱効果が高い」とされます。黒や濃い色を選ぶと、遮熱性能が落ちる場合があります。
「おしゃれなダークカラーの外壁にしたい」という方には、選択肢がやや限られる可能性もあります。
まとめ:遮熱塗料は“費用対効果の高い塗装”です
遮熱塗料にはメリット・デメリットがあるとはいえ、「夏の快適さ」「省エネ」「建物保護」の面で非常に優れた塗料です。
とくに、北九州のように夏の暑さが厳しい地域では、その効果を実感しやすいはずです。
中村塗装では、遮熱塗料に関するご相談や見積もりも無料で承っております。
現地調査の上、お住まいにとって最適な塗装プランをご提案させていただきます。
「遮熱塗料って自分の家に合うのかな?」と迷ったら、ぜひお気軽にお問い合わせください!




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